オペダクと塊魂を売ったら丁度ブレイドストームの値段になりました。あらぴったり! てっちです(挨拶


というわけで念願のブレイドストームを手に入れたぞ!
ブレイドストームって何か武器の名前っぽいよね。エルリック・サーガに出てきそうな。それはストームブリンガーだ。
それはさておき、そろそろ書くネタにも困りだしてきたのでブレイドストームの感想でもちっくら。おいおい、ネタに困るの早いなぁ。
自分の中では同KOEIゲームであるゼルドナーシルトをアクションゲーム化したようなものを想像していた訳ですが、実際に遊んでみるとかなり違いましたね。基本的にブレイドストームはフランス、イングランドどちらかの依頼を受け、戦場で拠点を落とすという動作を繰り返して話は進んでいく訳ですが、これが意外と地味。戦闘中にイベントはほとんど起きず、大体は戦闘の前や後、もしくは依頼を受ける酒場で発生する為、プレイ中の大半は黙々と敵を殲滅する作業に従事することになる。これは結構人を選ぶんじゃないかな。自分は深く何も考えずに敵を屠っていても楽しい人なので問題ないですが、Wizardryのレベル上げが苦行だったりする人は恐らく合わないと思います。戦闘は主にボタンを押しっぱなしにする通常攻撃と、各ボタンを押すと出る特殊攻撃を見ているだけで、無双みたいにわんさか敵をなぎ倒したりは出来ません。特に隊長である自分は敵をターゲッティングすらしてくれないので、自分で部隊ごとの攻撃パターンを覚えてポジショニングをきっちりしないと、何も無いところに攻撃をし続けてしまう、或いは目の前に敵がいるのに当たらないというていたらくっぷりを発揮してくれます。体感では騎馬槍は斜め正面に突き攻撃だから、かなり当てづらかった。一人で攻め込んでばったばったと敵をなぎ倒すゲームじゃないのは百も承知ですが、部隊を率いて一番役にたってない主人公の悲しい背中を見ていると、せめて主人公のターゲットくらいは欲しかったかな。この辺りはゲームの内容にも深く関わってくるので、自分で一から十まで操作したいって人は注意が必要ですね。それだったら素直に来月発売の三国無双5を買った方が安心して遊べると思います。
ちなみにマルチエンディングを謳い文句にしているらしいブレイドストームですが、エンディングは二つしかありません。中身のサブイベントも数はそんなに無いです。似たような内容のゼルドナーシルト(ファンタジー世界で傭兵になって各国を勝利に導くPSのSLG)は6国いずれかの騎士になるプラス傭兵のままで7つのエンディングがあったことを考えると、あれ実はシナリオ的には退化してね? とか思っちゃいますが、まあ実際にシナリオは退化してます。むしろシナリオとかあって無きが如き昔のアクションゲームの趣ですね。折角、色んな傭兵が居るんだから、もっと色んな分岐点を用意して欲しかったですね。各傭兵隊長エンドとか欲しかったかも。
……実はブレイドストームしょっぱなから書き出す内容に困ったんですが、面白かった割には思いの外印象に残ってないというのも、ある意味ではこのゲームを象徴しているような気もします。
とにかく、ひたすら敵を切り、部隊のレベルを上げ、強くなりより強い敵を倒す。そういうストイックな部分の強いゲームなので、ハマる人は大いにハマるが飽きる人はかなり飽きが早いと思われます。大部分のゲームは人を選ぶのが常道な訳ですが、とりわけブレイドストームはその区分けの幅が大きい気がします。こればっかりは流石に買って遊んで確かめるよりも、PS3箱○両方で体験版が出ているので予めそちらで遊んでみてから買うのが良いと思われます。さもないと某所のレビューみたいにさして遊んでないのにクソゲー評価して端から見てると何が言いたいのか分からない文章になっちゃうこと請け合いです。あっれ何が言いたいのか分からないって、それ俺のことじゃね!?


なんだかいつも否定的なことばかり書いている気がしなくもないですが、あくまでもゲームとして気になった部分を強調する体で書いているだけなので、よくファンが口にする「あそこが○○だったら最高だったのになぁ」程度の意見として捉えて貰えるとありがたいです。基本的にゲーマーはツンデレなんです。ほら、理想を完結しちゃったら次に遊ぶゲームが無くなっちゃうしね!
そのくせ、いっつも自分に合うゲームを探してるんだよな。
本当に救えない人種だぜ……
あ、ブレイドストームの感想じゃなくなった。まあ良いか。