時代はガンパレード・オーケストラ。ちょっとプレイ日記風味

青のOVERSは、一週目のらせんに流浪の食客、岩崎仲俊を選択した。
この男、腐った弁当でも華麗に平らげてのける、鉄の胃袋を持つ男である(むしろ質素な弁当を腐らせて食べた方が回復量が高いという素敵な才能を持っている。プライスレス。お金で買えない価値がある。ちなみに危険な弁当の回復量は35/35)。
第六世代?である岩崎仲俊は、第108警護師団第4中隊の中隊長として青森に配属された。
その初日に、岩崎は恋をした。はっきり言って、一目惚れであった。それは学園一の美少女と呼ばれる工藤百華だった(正確には、彼女が既にしてヒロインだったので、愛情度が無茶苦茶高かった。友人は小島航だった)。それは相手も同じだったようで、教室での授業が終わると、彼女は必ず率先して自分に話しかけてきた。そして、山口葉月が必ずそれを邪魔して、二人からおのれーと言われていた(それは12月どころか二月が終了するまで続いた。おのれーと言われる相手は後に小島へと変わっていたが)。
それでも二人は、みんなの目から隠れて一緒に訓練したり、日曜に遊んだりと、少しずつお互いの事を分かり合っていった。彼女の口から自分が***である事を伝えられても、岩崎の彼女への好意は変わることは無かった。
やがて、十二月も終盤に差し掛かろうとすると、彼女の方から屋上で告白され、二人は教室でいちゃいちゃするくらい仲睦まじくなっていった。12月22日の事だった。
そう、時期は丁度、クリスマスの前だった(むしろクリスマスだから告白しようと話しかけた瞬間に、逆に告白された。よく出来てんな)。
岩崎と百華は、短いながらも濃密で幸福な時間を過ごした。そして、その度に様々な秘密を共存させていった。二人は幸せなクリスマスイヴを過ごし、これからも正月やバレンタインデーと色々なイベントがあるだろうと胸を躍らせていた。
しかし、幸せは長く続く物ではないと言うが、翌25日、クリスマスの午後に、それは起きてしまった。
二人はそれまで、秘密の決まり事のように、日曜になると決まってデートをしていた。
しかし、その日の朝、工藤百華は待ち合わせ場所には来なかった。朝から二時間近く待っていた岩崎は、ようやくデートをすっぽかされたのだと気付いた。恐らく、教室で起こった争奪戦(百華vs山口の山口から一方的に吹っ掛けられた嫉妬)のせいだろう。思い当たる節があったから、責めることは出来なかった。しようがない、今日は彼女を捜し出して謝ろう、と思い、岩崎は学園へ向かって走り出した。だが、幾ら探しても、彼女は見つからなかった。そんな名か、突然のサイレンが鳴り響き、幻獣出現の放送が辺りに響き渡る。04部隊は、幻獣と戦う為にウォードレスを身に纏い、血で血を洗う戦場へと向かって行った。その中にはもちろん、工藤百華の姿もあった。


それまで連戦連勝を誇っていた第4中隊は、今や辺境の一警備隊から前線に駆り出される突撃部隊まで評価を上げていた。その為、これからはさらなる激戦になるだろうと思い、短期入院をしていた友人の小島航の退院を待つ意味も兼ねて、計六日の待機休暇を貰い、部隊の装備を一新させていた(もちろん、その六日の中にクリスマスイブがあった事も、休暇を貰った理由の一つだった。25日のクリスマスはイベント無しなので、イブの直前までの休暇だった)。

それなのに……


前線へ付くと、簡単な状況の説明と共に奇襲戦の文字が浮かび上がる。奇襲は初めてだった。
しかし、今までの任務も無事に切り抜けてきたし、今回も大丈夫だろうと岩崎は考える。それまでは援軍無しでも何とか任務をこなしていたのだから。今回は難易度が2から5へと急激に上がっていた為、念のためにと同戦力の友軍を呼んでおいた。これで大丈夫だろう、と高をくくる岩崎と第4中隊。だが、戦場に出てすぐに、それは甘すぎる幻惑だったと思い知らされることになる。
戦場の難易度5。それまでは見たことも無いような幻獣が襲いかかってくる。
ちょっと待て、下り立った直後の場所に、幻獣が十何体も居る事はないだろう。しかもベヒモスだって? でかすぎるだろう。それ以前に手榴弾も全く効いてないじゃないか!
敵の予想外の大攻勢に、率先して陣頭に立っていた岩崎のウォードレスは、みるみる内にぼろぼろになっていく。しかし、今回は奇襲戦である。敵を倒さなければ、或いは味方が何人か撃破されなければ、勝利も撤退も出来ない!
意を決し、何人か犠牲になる事すら予感し、戦場を駆ける第4中隊。
武器を変え、戦車を二台に増やしたのが功を奏し、戦車をベヒモスに当て、歩兵は小物だけを倒していけば、何とか対応できることは分かった。自分も死にかけているが、このままなら行ける! と、そう思った瞬間――それはまるで、冗談のように起きた。
それまで、オールグリーンだった工藤百華の生体反応が一瞬で掻き消える。
スクリーンには死亡の二文字。そんな馬鹿な!?
状況が分からずに呆然としていると、補給車から連絡が入る。スキュラだと! 奴ら、難易度5で出てくるのか!? いや、それよりも彼女は本当に死んでしまったのか。馬鹿な、あっけなさ過ぎる!(アヴドゥル並に呆気なかったです)

ふと、彼女が普段から言っていた言葉を思い出す。


「私は一途だから、きっと貴方より先に死ぬだろう」


おいおい、本当に律儀に予言を守って死ぬことはないだろう。しかも喧嘩別れかよ。
放心状態で立ち尽くす岩崎が最後に聞いたのは、工藤百華の断末魔と、大地を覆い尽くす巨大な光のエネルギーだった。
スクリーンには「戦闘終了」の文字。
そして、戦果100%の文字と、自軍被害20%という無味乾燥な表示。
戦闘が終わると、ウォードレスを粉々に破壊されていた岩崎は、同じく重傷だった小島航と共に病院に収容された。
二週間後、岩崎は再び学園へと戻ってくる。
彼の入院中、第4小隊は四度の戦闘に駆り出され、引き分け1、敗北2、大敗北1の結果に散り、突撃部隊の評価を取り消されていた。
それでも、岩崎は朝のホームルームで勲章を戴いた。
大勝で得た勲章と、百華の死による傷付いた獅子の勲章だった。
クラスメート達は工藤百華の死について誰も語らず、補充された竹内優斗の存在も相成って、彼女の存在は周囲から次第に忘れられていった。
それから岩崎は、戦車の技能を取り、溜まっていた発言力で零式栄光号を陳情した。もう誰も死なせない為に。そして彼は、その後の僅か十数戦で、500体の幻獣を破壊した。戦闘の度に零式栄光号を破棄し、戦闘で得た発言力で再び零式栄光号を陳情し、戦場へと自ら進んで出て行った。ただ、幻獣を破壊する為に。
やがて日々は進み、二月が、冬が終わりを告げる。
岩崎はそれまでの戦績を認められ、他の部隊への転属を命ぜられた。
これからも、彼は戦い続けるのだろうか。幻獣に殺された恋人の為に……



何か計ったようにおいしいイベントがあったので、とりあえず主観のプレイ日記風にしてみました。もっと時間が掛かるかと思ったけれど、一時間半くらいしか掛からなかった。流石にプロットの現物が(ゲーム内で既に)出来上がってると早いなぁ。
真面目な文章も、このくらい適当に早く書ければ良いのにねっ!

っつーか、マジでクリスマスイブの直後にデートすっぽかされて、その日の戦闘で死んでくれちゃったので、涙なしには語れません。それなんてエロゲ(ry
しかも岩崎とか重傷で地面に伏して本気で死にかけてたし!
もしかして、恋人が死にかけると発生するイベントとか、そういう奴ですか?


色々と訳分からないけれど、時間が押してきているので今日はこの辺で。グッバイ!


追伸・他の章へのキャラクター引継ぎはマジっぽいです。クリアデータを引き継ぐと別の章でも使えるとか書いてあったし。所で、一週目だとイベントとか一つも起きなかったんですがね。二週目以降じゃないと起きないのか?
今回もシステムは訳が分からんなぁ。
後、頼んでも居ないのに事あるごとに話しかけてくる山口さんは本気でウザイです。
昼休みの昼食争奪戦、百華と山口の黄金パターンの後は、今度は乃恵留かよ!
ちょwwwww小島と渡部も参加wwwwwwwwwwwww
マジで毎日やられると困るっていうか、絶対に逃げられないので全員してホーミングしないでください。嫌いな相手も誘ってきたので、魅力が高すぎたのかなぁ。
とりあえず二週目行くよー