無双5買ってきたよ! てっちです(挨拶


今までとシステムを一新して某雑誌ではぼろくそに言われてた三国無双5ですが、実際に遊んでみると前作までとは本当に様変わりしてました。まず何よりも大事な部分。チャージ攻撃が撤廃されている。これによって攻撃種類は激減し、基本アクションが連打ゲーになってしまっている。そのくせ、最初は連舞システム(簡単に言うと攻撃回数の上限幅)のレベルが低い為、初期の頃の爽快感は皆無に等しい。レベルが上がっても種類が増える訳じゃなくて、強攻撃がコンボになったりするだけだしね。その為、最初から手軽に俺Tueeしたい人には不向きな出来になってしまっています。一応、ガード攻撃やダッシュ攻撃などを豪華にして強攻撃の印象を強くしようとしている感じは出ているが、如何せんキャラによって強攻撃の便利さがまったく違っており、場合によっては弱すぎて強攻撃が使えない始末。なんでこんなシステムにしちゃったんでしょうか。今までのチャージ攻撃で十分だったと思うんだけれどなぁ。とはいえ、連舞レベルがMAXになれば通常攻撃の移動速度も上がり結構サクサクと進められるようになるし、序盤さえ乗り切ってしまえばそこそこ良い感じに無双出来るようにはなってますね。他に気になったのは、イベントに沿って上下する士気がもっそい極端になっていることかな。劣勢になると無傷だった大将が三分で撃沈したりして、助けに行く間もなかったりします。そういう点も含めて前作よりも大幅に難易度が上がっており、アクションゲームとしての出来はちゃんと向上してるのかな? 無双アクションから普通のアクションゲームになった感じ。今までの無双をやっていた人には違和感が残るかも知れませんね。後、水面移動は余計でした。入れる場所は敵の攻撃を食らったり間違って落ちたりしたらポンポン入水出来る癖に、陸に上がれる場所が少なすぎる。特に恒例の赤壁なんかで落ちようものなら船からあがる場所はほとんどなく、陸までえっちらおっちらと何分も泳がなければならない。これが面倒の一言。馬がジャンプ出来るようになって陸路の移動が楽になっただけに、水に落ちちゃうと物凄い悲しくなる。はしごを上れるようになったのは臨場感がアップして良かったと思います。敵のポップも進入経路から拠点にした事によって、今まではないがしろにしがちだった城砦の重要性を増したのも好印象。ただ、武将ごとに決められた目標を無理に達成しようとしてるのか、一人で城砦に突入して死んでいく武将達を見ていると「ああ、昔から成長してねぇな……」とへちょいAIにがっかりするかも。せめてちょっとした命令が出来れば良かったんですけどね。また、今回から無双モードでも戦功目標なるシステム(正確には4猛将伝の立志モードからかな?)が搭載されることになったのですが、これ達成するの難しいですね。大体は何分以内に砦を倒せだとか、誰々と誰々を殺されるなとかそう言った類のものなのだけれど、難易度が普通でもバカスカ味方武将が死んでいく今作だと二人が別れて配置されてたりした日にはもうどうしようもない。二人プレイなら何とかならない事はないのだけれど、一人で目標を全て達成しようとするとキャラが弱い初回プレイだと無理がある気がします。一応、打開した目標は引き継がれるっぽいので、後からバラバラに達成しても大丈夫そうだけれど、面倒だから一度に全部達成したいって人は無双なんてしてる暇無いくらい急ぐ必要があります。雑魚兵士なんて構ってたら目標終わっちゃうよ!
それと、これも凄い大事なことなんですが、今まで無双シリーズの主力として頑張ってきた装備アイテム収集がいっさい無くなってしまいました。アイテム収集の無い無双は戦場を駆ける楽しみ半減です。アクションゲームとしてのやり込み度は頑張って引き上げようとしてる努力は見られましたが、アイテムが武器と馬だけになったせいで全体的なやり込み度は低くなってしまっている感が否めなかったです。馬の育成も手に入れた馬のレベルを上げるだけなので、そんなに面白い訳じゃないしなぁ。
……あれ、俺もぼろくそに行ってね?
いや、何だかんだ言いつつも結構楽しいですよ。今までと違って無双シナリオがあるキャラも減って、やり込み要素を廃して代わりに一回のプレイをしやすくした感じです。1キャラ打開するくらいなら3時間もあれば出来るので、サクッと遊べます。後、一部のキャラがリストラされてますが、この辺も評価が分かれるところ。他のキャラは何となく分かるけれど、姜維は後期の重要人物なだけに意外だったです。
とりあえず南蛮が無くなって妙にスカッとした気持ちになったのは俺だけじゃないはず。
南蛮平定戦面倒だったんだよおおおおおおお!!!