オペレーション・ダークネス

二ヶ月も間を開けて申し訳ありませんでした。これからはせめて遊んだゲームの感想くらいはちょこちょこ更新していこうかと思います。あれ、これもフラグじゃね? てっちです(挨拶


っつー訳でタイトルにも書いておいたXBOX360の珍しいSLGであるオペレーション・ダークネスですが。
はっきり言ってマイナーゲーです。出してる所はサクセスだから名前くらいは知られててもおかしくないのですが、如何せん日本のXBOX360陣営はやる気がない。CMとかブルドラくらいしか、ついぞ見たことがない。他機種のものと比べてもSLGでは割と名作だと思うんだけれど、下手したら360持ってる人でも知らないんじゃないかと思う。そのくらいマイナーな感じ。
まあ知られてないことがゲームの内容と直結する訳じゃないので良いっちゃー良いんですが、もっとみんなやれば良いのになーって程の面白さではあります。名作ではないけれど佳作くらいにはポジショニングさせてあげたい感じです。
本作は第二次世界大戦をメインにしておきながら、その実、登場するキャラクター以外はまったく関係ないという素敵仕様ですが、オカルトSRPGと割り切ってしまえばシナリオも悪くないです。そして声優がめちゃくちゃ豪華。まだ途中ですが、スネークこと大塚明夫さんがバンバン喋る。部隊の隊長である彼が進行役として進んでいくので、下手したら一番喋ってるんじゃないだろうか。キャラ性能も全キャラ1、2を争うぐらい高い。大塚ゲーです。
ちなみに、本作は正確には生粋のSLGではなくSRPGの方に位置づけされる(レベルの概念がある)ので、どっちかというとFEとかが好きな人がターゲットだと思います。ガチな戦争物っぽい外見を見て買うと騙されることになります。
公式を見るって大事だね!
肝心のゲーム内容についてはキャラ移動中のカメラワークが絶望的に悪いことを除けば、個人的には良好です。複雑なコマンドがカバー系のもの(一緒に移動を指定したり、カバーアタックしたり、待ち伏せしたり等)しかないので、ちょっと説明書を見れば理解できる程度の複雑さです。敵の死体からアイテムを剥いで、その場で使用できるというのも面白いですね。何にも持たないで一気に突撃して、敵から手榴弾を剥いで投げつけるとか、現実の戦争物だとあり得ないがゲームと割り切ると現地調達しながら戦えるのは素敵。頑張れば一人で俺Tueeも出来ます。だけど大本は人間なので、過信すると戦車にプチっと潰されて一撃死とかしちゃいます。そこだけ現実的!?
要約するとどっち向いてるんだか分からない無意味な自由視点が慣れないとキツイ以外は、かなり真面目な作りのオカルトホラーを扱った熱血B級戦争ゲームって感じです。常時漂っているB級映画の雰囲気が大好きです。いいよね、B級映画。ジャン・クロード・ヴァンダムとかロバート・デ・ニーロとか出てきそうな感じ。
基本的にはキャラものなので、公式を見てキャラクターが気に入ったら買いだと思います。
最後に、残念なのは自分側は戦車に乗れなさそうなことかな。


最初から最後まで役に立たなそうなジュード(相方)が実は戦車操縦の天才だったみたいな展開だったら俺はオペダクを神ゲー認定するんだけれど、そんなことはないんだろうなぁ……